1964年の作品です。
絵の雰囲気からクラシカルな感じがして、気に入りました。
中でも、この時代の作品でこんな素敵なピンク色をメインに用いている作品は、私にとっては珍しいものでした。
お話は、王様とお后様にお茶の招待を受けた主人公の男の子が、友だちも連れて行ってよろしいでしょうか?と二人に了承を貰い、お城へ愉快な友だちと共に参内するお話です。
連れて行った友だちに、小さい読者さんは驚きながらも喜ぶ事でしょう。
次々と招待を受ける男の子は、そのたびに友だち連れでお城へ、・・・。
とにかく様々な予想だにしない友だちに、王様お后様が驚きながらも上品に歓待するのが、なんか愉快です。
それにしても、お誘いの多い男の子です。
王様夫婦のお気に入りなんでしょうね。
ラストは、「そうよねぇ〜、招かれてばっかりじゃ悪いわよね〜」とページを開いて爆笑でした。
土曜日の2時半のお茶会を皆さんもご覧ください。