考えてみればかわいそうな話です。
だって、寒いところでしか出来ないはずの雪だるまが雪だるまが寒がり屋なんて...
しかも、少々の寒がり屋ではありません。
寒くて寒くて仕方がなくて、暖かいものを食べて、お酒を飲んで、お風呂につかって、お布団かぶって...
それでも寒くて仕方がないんだから。
子どもは、どんどん小さくなっていく雪だるまの変化が楽しかったようです。
でも、想像つくけれど、最後には解けて消えてなくなってしまった雪だるま。
これが、雪だるまにとって幸せだったのか不幸せだったのかは考えるところですが、こんな雪だるまのお話はちょっとないので、おもしろかったみたい。
この雪だるまの人間くささがいい感じ。