昔の伝承を集めて回る、今で言う民族学者のようなことをしていた若者が出逢った、不思議なお話です。
村の人達はみんなとても優しく接してくれて、喜んでいた若者でしたが、古老が最後に話してくれた話には、よそ者にはとても冷たいという村人達が登場します。
あれ、話が合わないな・・・と思っていたら・・・
よそ者といっても捨て子だったのだし、村の年寄りが育てていたのなら、その年寄りの手前、ひどい仕打ちは普通出来ないのではとも思うのですが、人間というのは不思議なものですね。
後悔と懺悔とはどんなものなのか。
そんなことを考えさせられるお話でした。