主人公のくまの子はお母さんの焼いたパンが大好き。お母さんがお友達に分けてきてあげるように言います。けれど「分けてあげたら減っちゃうよ」って。でもお母さんは「減った代わりに増えるものだってあるのよ」と。??なんだろう、増えるもの。とてもワクワクしながら読めます。くまの子はお友達にパンを分けて行きます。パンをあげる度に、減っていく数を見てくまの子は寂しくなります。けれども「喜んでくれたからいっか」とあったかい気持ちにもなりました。その後・・クリスマスの日、パンを分けてあげたお友達がくまの子の家に遊びに来てくれました。最初にお母さんが言った「増えるもの」って・・・なるほど〜と納得。