主人公のニイド。クモの名前。この絵本の絵はあまり好みではありませんでしたが、どんな絵本かちょっと興味を引かれたので図書館で借りてきました。ニイドはクモの中でもくもの巣を作るのがとてもプロ!どんな昆虫もつかまっちゃう。しかし唯一捕まえれないもの・・・それは風。そこでニイドはなんとしてでも風を捕まえるために、くもの巣を細かくあんでいきます。そしてそのできたくもの巣で風を集めます。その後・・・ニイドの姿を見たものはいませんでした。ニイドは・・空高く上の世界でひたすら風を捕まえているのです。そしてその捕まえた風を包んで空に飛ばしているのです。その物体・・・「雲」小さなくもの巣、大きなくもの巣・・沢山空に出来上がっていきます。「クモ」=「雲」ちょっとしたギャグ?と思いながら、その発想に思わず、なるほど!!と納得してしまい、この絵本の面白さを実感しました。子供も「雲ってクモが作ってるの?」と。う〜ん返答に困る〜。なかなかおもしろい内容で、こんなのもありかなって。