『ちいさいおうち』のバージニア・リー・バートンが絵を描いた『はだかの王さま』です。
細かい絵がとても綺麗ですし、全体的に上品な感じが漂う本です。
けれど、我が家では、途中で子どもたちはどこかに行ってしまいました。せっかく面白いお話なのに、何がいけないのかと考えると、語り口がダラダラしている感じがするのです。
多分、忠実に訳しているのだと思いますが、一本調子なので、どこが盛り上がりなのかよくわからず、ワクワクするところまで持っていけないのです。
実際に読み聞かせている私も、文章の多さが少し苦痛でした。
我が家ではダメでしたが、きちんとしたお話ではあるので、他の家では受け入れられるかもしれません。