読むたびに発見!思わず夢中になってしまう、西村繁男さんの絵本。
まさに絵に描いたような「日本の年の瀬」。
登場するのが動物ONLYというのも、いと おかし。
じ〜っくり絵を読み遊びましょう!
たとえば…主人公のひろくん・ゆうちゃん(注:イヌです)をはじめ、
登場人物、ならぬ登場動物みんな、服は着ているけど裸足なの!
何といっても楽しいのは、市場へのお買い物のシーン。
キツネの兄ちゃんが「いらっしゃい〜」と言っていたり、
イノシシの奥さんは、ウリ坊二匹連れていたり…。
ウシのおじさんもお買い物。
確かに似たヒトいる、と思わず笑ってしまいました!
18年前に定期購読していた、“こどものとも”の一冊です。
今年はこの本をかばんに入れて帰省しようと思っています。
薄い(ペーパーバック)ので持ち運びやすいし、新幹線の中で息子たちと
楽しむのにも、いいと思って。
実家に着いたら、おじいちゃんおばあちゃんに読んでもらうのもいいな〜。
“こどものとも”サマサマですが、ハードカバー化されないのでしょうか?
クリスマス絵本はたくさんあっても、お正月絵本って少ない!
(クリスマスの後は、みんなあわただしくなってしまうから?)
この絵本を読みながら「もうすぐおしょうがつ」のわくわく気分を
味わうのって素敵だと思うのですが…。