女の子が、お人形を画くような素敵な絵です。部屋の中の装飾品も丁寧に描かれていて靴の絵描き方が、娘が小さい頃に画いた描き方に似ていてとても親近感を持ちました。なんとも優しくて微笑ましくなります。
段々と家が小さくなってゆくのに、慌てないで対処している姿に驚きました。おかあさんが、小さくなった服を色とりどりの布の混じったパッチワークの服に仕上げるのがちても興味深かったです。とても不思議なお話が最後まで続いてやっぱり余韻を残したままというのが気になっています。ちいさな家に灯りが点いています。「誰かな?誰かな?」答えがわからないままのラストに気になっている私です。