表紙は、数色色を使っていますが、中は鉛筆の黒だけというとってもシンプルな本です。しかし、場面構成や登場してくる男の子・犬・かえるや、背景などとっても細かく書かれていて、自分用に購入したのですが、子どもの手にすっきりとおさまるサイズなので、子どももじっくりながめるように読んでいます。「これなんていよん?」と、質問されることもあるので、その時その時で返事は変わるのですが、字がない分何通りでも読めます。
あらすじは、やっちょ流ですのであしからず。
男の子が、犬と一緒に魚を池につかまえにきました。そこに、葉っぱの上にかえるが一匹いるのを見つけて、つかまえようとしますが枝にひっかかり、池におっこちたり、はさみうちしてつかまえようとして間違えて犬をつかまえたりと散々な結果。
かえるもつかまえられそうになって怒っていましたが、男の子と犬があきらめて帰ってしまうと、なんだかさみしくなって足跡を追いかけてきました。ずぶぬれの二人はお風呂に入っていて、それを見つけたかえるくんは、おもわず自分も飛び込んでしまいました。
たしか、今年に再販されたみたいで、新しいものは表紙の絵も色がみずみずしかったです。これ、6冊セットなんですよ。