私が「バムとケロシリーズ」で、はじめて手にした1冊。あっというまにバムとケロのファンになってしまいました。大人のファンが多いというのもうなずけます。
やっぱりその魅力はなんといっても、細かいしかけ。一つ一つを確認していくことは、子どもならず大人もはまってしまいます。普段はあまり絵本を読まない主人もこのバムとケロシリーズだけは、興味津々で読んでいました。
我が家では、一つ一つのしかけを隠しアイテムと読んでいます。
我が家で人気の隠しアイテムは、黒耳のワンコとケロにペインティングされたもぐらと三本耳のうさぎ。
特に三本耳のうさぎは、大人気。かぼちゃかざんの噴火に遭遇し、おおうみへびのうみの小島でひなたぼっこしていたのに海に落ちてしまい、サメに襲われそうになって、大変な目にあってしまうという。ちょっとかわいそうな気もしますが、最後はバムとケロに手を振っているので、バムとケロのお友達なのかしら。
バムとケロのストーリーを追いながら、他の登場人物のストーリーをついつい、追ってしまいますね。
2人の空のたびを見ながら、次は何が出てくるかなとわくわく。空に浮かんでいるくもの形が、次の場面を教えてくれますよ。
それにしても完成された色鮮やかな絵。細かなしかけ。どれをとっても魅力たっぷりの絵本です。