冬にぴったりの昔話で、
私も小さい頃に読んでとっても印象強かったお話です。
5歳の娘と読みました。
途中までは何が怖いのかよく分からず、
結婚して幸せな家庭を築いていくゆきおんなを
暖かいまなざしで見守る娘。
と、最後にきたどんでんがえしに、
「えーっ!」という娘でした。
私も、この結末がショックだったのをよく覚えております。
今思えば、「他言は無用」と言われようとも、
話したのは当の本人だからいいじゃん、と思ったりもしますが・・・
秘密は、保たれているわけだし。
でもそうするとお話が成り立たないですね。
とにかく命をとられなくてよかったけれど、
やっぱり娘には強烈な印象を植え付けたらしく、
翌朝起きた後には、
「ねぇ、ゆきおんなって、いるの?ほんとうに、いる?」と
主人にまで確認していた娘でした。
娘にとってもずっと忘れられないお話になりそうです。