ピエールにいつのまにかなついてしまった
人の言葉がわかる赤い風船。
いつも彼の後をついてきてお友達のようなのに
わんぱくないたずらっこたちや、学校の先生に
離されてしまう。
最後には割れてしまって泣くピエール。
でもそこにたくさんの色とりどりの風船がやってきて…
フランスのお話が原作ということ、またいわさきちひろさんの絵で
幻想的なイメージがわいてきます。
日本のお話とはトーンが違いますね。
なんで風船はピエールが好きなんだろう。
なんて風船はずっと後をついてくるんだろう。
と5歳の娘は不思議そうでした。
そうやって不思議を体験して考えるのも絵本の素敵なところ。
空想が好き、夢見がち、な女の子にどちらかといえばいいと
思いました。