絵本も好きなんだけど、物語性のある長いお話を挿絵と一緒に見ながら想像力を働かせて読むことが好きになってきた兄のために、図書館から借りた本です。
ページ数は多めですが、シンプルだけど素朴で丁寧な絵と簡潔な文章で、すーっと読める本です。
森の大きなぶなのきが倒れてしまい、動物たちは集まってきます。この木をどうするかで、はいいろくまとおおかみの間に、もう少しでケンカになるところを、みんなの尊敬するしろふくろうのおじいさんが中に中に入ってくれて、みんなで分けることで落ち着きます。力の強い者ばかりでなく、力の弱い者も平等にくじびきですることになりました。その結果にだれも文句は言いません。
まるで、保育園や幼稚園の先生がしろふくろうで、動物たちが子どもたちのようで、とっても微笑ましい光景です。