「こしぬけウィリー」にひき続き読んだ本です。
とぼとぼと道を歩くウィリーの姿を見ると、せつなくなりました。みんなが自分を仲間はずれにしているように見えるなんて、あまりにかわいそう。
でも、そんなウィリーの前に現れたのは、大きさもまったくちがうゴリラのヒューでした。二人は少しずつ、仲良くなっていきます。
この本は、体つきも大きさもまったく違うものどうしでも、そんなことは関係なく、友情は芽生えるものだということを、教えてくれています。
お互いが無理をすることなく、それぞれができることをしてあげられる、そんな関係が友達としてベストな関係だなあと、この本を読んでつくづく感じました。