春、ジョディのうちにおじいちゃんが来ました。おじいちゃんはジョディにいんげんまめの種を12粒くれました。二人は庭にいんげんまめの種をまきました。水をあげるのを忘れないように、と言うおじいちゃんに、ジョディは聞きました。「種、どうなるの?」 おじいちゃんは答えました。「見まもっててごらん、ジョディ。見まもってれば、わかるから」…。
いんげんまめが育つ様子に、ジョディ家族の様子を絡めて描いています。いんげんまめの世話を不安に思う孫にかけるおじいちゃんの「見守っててごらん」という言葉のなんと心強いこと。来年はきっとジョディ一人でいんげんまめを育てられるでしょう。見守るということ、そして経験が自信を生むということ。それは子育てにも共通しているなと思いました。種まきから収穫まで詳しく描かれています(最後には目次もついてます)。わが家の庭でもいんげん豆を育ててみたくなりました。