この絵本は知人が人権の研修会に参加した際に紹介されたようで購入したというものを見せてもらいました。
表紙の女の子の後姿はとても影があり悲しげで、何か大きなものを抱えている陰のオーラをが伝わってくるのです。
ページを開く前からこの絵本は何かを伝えたいのだということが感じられました。
いじめられている妹・・
学校に行けなくなった妹・・
部屋に閉じこもる妹・・
病気になってしまいとうとう死んでしまった妹・・
この少女の悲しい心の叫びを救ってやれるきっかけはなかったのだろうか?
どうしてここまで追い詰められてしまったのだろうか・・
この絵本を通して色々なメッセージが伝わってきます。
幼児にはまだ難しい内容ですが小学生になってしっかりしてくれば
人の気持ちを考えるという勉強はとても大切な学習だと思います。
家庭だけではなく学校でも立ち止まってじっくりとこの絵本を読み考えるという機会を是非与えてほしいと思わせられました。