なんでも口にしてしまって、あげくに手術をして取り出すはめになってしまうなんて、
犬のローサに小さな子どもが重なります。
手が人間ほど使えない犬にとって、口は大切な触角です。
小さな子どもも、口に入れることで、いろいろな情報を得ています。
息子も、まだ小さい頃、おもちゃを飲み込んでしまって、大騒ぎでした。。
実際には飲み込んでいなかったので、全身の力が抜けるほどほっとしました。
まだ言葉がしっかりしていないので、こちらが想像して対処するしかなかったのです。
犬もそうです。しゃべってくれません。
でも、かわいい存在だから、憎めませんね。
あとがきの「スウェーデンの犬事情」が面白かったです。