先に読んだ息子が
「ねえ おかあさん この人さ 95歳なんだよ」とびっくりしたように私に教えてくれました。
日野原先生が何歳の時かは忘れましたが、家族で日野原さんの講演会をお聞きしたことがあります。
息子はもう記憶にはないようですが、少し風邪気味と言われた日野原先生はとてもお元気で優しくユーモアを交えて楽しいお話をして下さいました。
「いのちは時間」、私も以前からそのように考えています。
あとがきにもありますが、自分のための時間だけでなく人のために何かする時間も大切にしたいなと思います。
この絵本は、日野原先生が10歳前後の子どもたちにいのちの授業をしたことが基になっています。
長く生きてこられたからこそ伝えられる言葉にも重みがあるように思いました。
この授業を受けた子どもたちにとっては貴重な体験だったことでしょう。
絵本という形で、授業が再現され私たちも読むことがでくるのが嬉しいです。