ピンクのかわいらしいにわとりの絵にひかれて手にとった絵本です。これ、ロシアの昔話らしい。
ある時、おんどりがえんどう豆を食べていて、のどに豆をつまらせて倒れてしまう。
そこで、のどの豆を流し込むために、めんどりは、バターをもらいにおかみさんのところに。
バターを作るためには、牛のミルクがいる。ミルクを出すためには、おいしい草が。おいしい草を刈るためにはかまが。
そこで、めんどりは、かじやでかまをもらい、かまで草を刈ってもらい、牛が草を食べてお乳を出し、そのミルクでバターを作り、バターをのどに流しこんで、おんどりは助かったというわけ。
そんなに待っていたら、とうの昔に死んじゃうだろ!というおはさておき、次々とつながっていくお話の展開が楽しいです。
ピンクのにわとりが、どのページでも存在感があって、絵もかわいらしい。