リズムのいいタイトルと
みんながでんぐりがえしをしているかわいらしい表紙に魅かれ
手に取った絵本です。
ひよどりが大事に抱えて眠っていた1つのりんご。
仲間のひよどりと奪い合いをしている間に
りんごは猿に持っていかれてしまいます。
猿のりんごを今度はカラスが…と
りんごは次々と持ち主を変えながら転がっていきます。
りんごを追いかける動物がどんどん増える
繰り返しが楽しいお話です。
最後はみんながあるものにつまづいて
全員でごろりんごろりん、ボッシャーンの結末(笑)
追いかけっこやでんぐりがえしは
小さい子ども達も好きだったりするので
共感しやすく、読んであげたら喜ばれそうな感じがしました。
ただ最後の場面は(これで終わり?)みたいな感じもして
(りんごはこのあとどうなったのかな?)と思ったりもしました。
お話の続きを考えてみるのも面白いかもしれないですね。