6歳になった娘と読みました。
息子(10)の通う小学校は近くの聾学校との交流があり、
簡単な手話を覚えて帰ってきては娘にも教えていたため、
23歳のころから手話に興味を持ちだした娘。
そんな手話はなんのためにあるのか
イマイチ実感が湧いてなかったのが、この本を読んで、
耳のきこえない人たちの生活、
そして手話の意義について、ようやく心から理解できてようでした。
唇を読む、空気を読む、
頼んだこともだいぶ分かるけど、時々間違える。
そんな、耳の聞こえない妹の生活と、
妹を暖かく見守り、助けてあげるお姉さんのお話。
娘も是非、手話を覚えていく上で、
聾学校のお友達のいろんな不便に気づいてあげられる人になってほしいと、そんな風に思わされた一冊でした。