「新・講談社の絵本シリーズ」の中の一冊。
言わずと知れた西遊記の孫悟空のお話なのだが、こちらは、孫悟空が、三蔵法師に出会うまでのお話である。
本田庄太郎さんの描く世界は、西遊記の世界観を見事に掴んでいて、私の思い描くイメージにぴったりで、見事です。
だから、すんなりとお話の世界に入っていくことができました。
ちょっと私たちには、耳慣れない難しい名前などがいくつも出てくるので、小学生中学年以上向きでしょうか。
この絵本から入って、興味を持った小学生が、読み物のほうの「西遊記」に進むのもいいかも知れません。