5歳前の娘も母親も楽しめました。
近所のおばあさんに、ふしぎなメガネをかけさせてもらったら、ほかの動物の子どもたちがどんなふうに寝る前の時間を過ごしているかが、見えてきます。
それを楽しむだけでも充分かもしれませんが、それだけじゃありません。
メガネのちからであちこち旅したあとに、夜はみんな寝なくちゃならない、と納得した主人公の男の子。
その夜はおかあさんに言われる前に、気づかれないように’しずかに’寝る準備をととのえて、ベッドにはいりました。
子どもって自分の成長で、親をおどろかせることにわくわくするものです。
そこのところで、読んできたことが全部あわさって、大満足でした。
娘もその夜は、ひとりで電気を消してベッドにはいり、しずかに・・・ではありませんでしたが、「みて!みて!」とうれしそうでした。