日本の民話って、本当に子どもも大人も楽しめますよね。名前の知らないのが出てくると、「おー!」と、借りてこずにはいられません。妖怪・おばけ大好きな兄のために借りてきた本です。
やまわろって、かっぱが秋に山へ入るときに名前が変わったものなんて知らなかったです。これは、熊本に残る伝承をもとに作られた絵本なので、方言で書かれているからちょっと読みにくかったです。でも、それがかえってお話を楽しくしているんじゃないかな。と思いました。
やまわろと相撲をとって負けてしまったてんぐどんが、どうにかして仕返ししてやろうとするのですが、そのせいでさんざんなめにあうお話です。妖怪VS妖怪のお話なんで、子どもは真剣に聞き入っていました。
少しお話が長いですが、各ページに絵が入っているし読み聞かせるなら4歳くらいから大丈夫ではないでしょうか。