5歳の娘に読みました。
ちょうど逆上がりができるようになったり自転車に乗れるようになった時期で、ぐんぐんと自信をつけてたくさんのことをひとりでできるようになってきた娘にぴったりの絵本でした。
まだ赤ちゃんのままでいたい…ママに甘えていたい…、そんな思いを抱えながらも日々、勇気を出して外の世界に飛び込んでいく娘に重なりじーんとしてしまいました。
たまごの殻を破るのはそれぞれのタイミングでいいんですよね。無理して破ることはしないであたたかく見守るお母さん。たまごにいちゃんは自分の意志とは関係なく殻が割れてしまいましたが、それでも泣いたり落ち込んだりしていないのは、もうそういう時期だったんでしょう。
「とってもすてきよ」とお母さんに優しく認めてもらえて、自然と成長できたたまごにいちゃん。理想の子育てだな〜と感じました。こんなお母さんのように、子どものありのままを受け入れられるお母さんでいたいと思います。