パステル調のやさしい色合いの表紙にひかれて読んでみました。
あみものやさんのピーヨさんが、季節ごとにやってくる渡り鳥さんたちそれぞれにぴったりなプレゼントを編みます。
相手のためを思って編んでいる姿をみると、読んでる私まで「優しさ」というプレゼントをもらっているかのようでした。
つばめやまがもといった鳥の名前は知っていましたが、知らない野鳥の名前が出てきて、とっても興味深かったです。実際の鳥の姿を見てみたくなりました。
大島さんの作品を今回初めて読みましたが、ご自身が自然に親しんでこられたことが、この作品にとてもよく表れていると思いました。自然のすばらしさを身近に感じることができる作品を、これからもつくってほしいです。