子供の頃、テレビの人形劇では見たことがあるのですが、
原作を読んだことが無かったので読んでみることにしました。
音楽会が間近だというのにゴーシュはセロをなかなかうまく引けません。
指揮者にも怒られ、むしゃくしゃした気分で家に帰ると
セロを聞かせてくれとネコがやってきます。
次の日はカッコウ、その次はタヌキと・・・
毎晩理由は違うが、セロを弾く羽目になってしまい寝不足になるのですが・・・・
難しい言葉もでてきますが、いろんな動物が出て来るので
小さなお子さんでも楽しんで読めると思います。
はじめはイライラしていたゴーシュがですが、
動物達と接する内にだんだんと気持ちがほぐれていく様子などもよく分かり
やはり原作も読んでみるものだなとつくずく思いました。
他の宮沢賢治の作品も読んでみたくなりました。