絵が迫力があって素敵な絵本です。
内容もアヒルが自転車に乗っているのを見て、いろんな動物がいろんなことを思うのですが、最後にはアヒルに触発される形で自転車に乗ります。
終盤で子供たちが自転車に乗っているシーンがありました。
「私はこの女の子ね。このかごの自転車にのっているのよ。」
と、うれしそうに絵本の中の女の子と自分を重ねた長女。
そして、子供たちが自転車をとめていなくなった隙に動物たちが自転車に乗っているページになりました。
「イヤー!」
と、長女の泣きそうな悲鳴。
「わたしの自転車が・・・わたしの自転車が・・・」
なんと、ヤギが女の子の自転車のカゴの部分を食べているではありませんか。
普通に楽しく終わるはずの読み聞かせが、凍りついた瞬間でした。