文が多いので、初めは気が進まなかったのですが、読みはじめるとお話のおもしろさに引き込まれ、子供も長いお話を最後まで集中して聞いてくれました。
鶏小屋の鍵を開けるいたずらをしてしまった王様、自分が鍵を開けたことを一生懸命隠そうとする王様、そして鶏にまで口止めする王様・・・。お茶目で、まるで子供のようです。
でもなんと、目玉焼きから王様の言葉が出てきて、王様のいたずらがばれてしまいます。鶏でもなく、料理されたたまごがしゃべってしまうなんて、王様だって読んでいる私たちだって予想外!なんともビックリでした。
王様が鶏小屋の鍵を開けたことは誰にも言いませんと約束してくれたコックさん、優しいですね。最後はにっこりの結末でした。