私には意味はわかりません。でも、感じることができます。
息子もたぶん同じで、「な〜に、これ〜?」などと言いながら、「ぱく」の瞬間に、どきっとしたような、「はっ」としたような顔をして、すぐに満面の笑みを浮かべます。そんな時私は、絵本が彼の心をつかんだのだ!と感じます。
言葉は意味不明ですが、心に蓄積される響きです。そして、絵がそれに共鳴しているかのようで、やはり心に響きます。それもページごとに違う音で響いてくる感じです。
内容も感想も言葉にすることが難しいのだけど、絵と言葉の両方を感じることができる絵本なのです。