絵本ナビでも、ずいぶん話題になっていて、気にはなっていたのです。(実は、図書館や本屋さんで手にもとってみたのですが、なんとなく、また戻してしまった。みんながいいというと、ひいてしまう、あまのじゃく的なところがあるんです。私(恥)。)
でも、夫が仕事で使うからと借りてきて、休み中家においてあったので、チャンスとばかり、2才5ヶ月の次女と読みました。
あ〜、みんながいいというのは、これだったのか〜!と妙に納得できました。自分ひとりで見ても、今イチ?だったのに、次女の反応ときたら、何がそんなにおかしいの?というくらいケラケラ笑い、ホントにたったの1回で言葉を覚え、何度も何度も繰り返し読みたがるんです。大人には見えない何か(オーラのようなもの)を発しているとしか思えません。
次女は、なぜか「にょき」がお気に入りで、「にょきちゃん、かわいい」とまで言うんです。
そして、もうひとつびっくりしたのは、絵本とは無縁のようにみえる高校生の男の子(知人)が、目を輝かせて、「わ〜なつかしい。もこもこもこですよね?し〜んから始まって・・・」と身を乗り出してきたんです。子どもの頃読んだそうなのですが、きっと何度も読んだお気に入りの絵本だったのでしょうね、すっかり内容を覚えてましたよ!
我が家の子ども達も、大きくなって、私の全く知らないところで、ふと、好きだった絵本のことを思い出したりしてくれたらうれしいな、と思える出来事でした。