「お母さん、保育園でお嫁さんの本借りたよ」と言って嬉しそうに見せてくれた絵本です。
保育園に通い始めて、娘が初めて自分で選んで借りてきた絵本にとても感動しました。表紙には古いひな人形のお嫁さんの絵が大きく描かれていて、子供心にそのお嫁さんの姿に魅力を感じたのでしょう。
お話の内容も雛祭りやひな人形のの夢が広がる内容で一緒に読んでいて私もわくわくしてしまいました。「かぜかおれ、つぼみふくらめ、はなよさけ」とうたって、おだいりさまが梅のはなを咲かせようとする場面は娘も一緒に口ずさみました。
廃盤になってしまった本ですが、何とか探しだし手に入れることが出来ました。私にとって、とても思い出に残る絵本です。