独特の雰囲気を持つ絵のタッチに惹かれて手に取りました。
カミナリの親子に「へそまつりに行こう」と誘われて、一緒に雲の上に行くことになったハル。へそまつりには、へその実、へそコロッケ、へそチーズ・・・等々が沢山。ところが、本物のへそを見てみたいと言い出したカミナリたちに追いかけられて、ハルは逃げ出します・・・。
ハルのへそが取られてしまわないか、娘とハラハラしてしまいました。
本当だったらかなりの恐怖のはず・・・。
それなのにハルはケロっとしていて、最後にはまた笑顔でカミナリたちに手を振っている・・・。すごい度胸です。
カミナリたちの怖さが読み終わったあとに残ってしまって、なんだかすっきりしなかった。最後にもう一捻り欲しかったかな、というのが正直な感想です。