『ほんちゃん』に描かれていたのですが、知らない民話だったので、
図書館にリクエストしてようやく読むことができました。
木こりが美しいあねさまに出会い、招かれてあねさまの屋敷に行きます。
ついつい長居し、留守番中に、止められていた蔵を覗いてしまい・・・。
鶴の恩返しのようなおはなしですが、蔵ごとに、日本の美しい各月の様子が現れ、
改めて日本の四季の豊かさと、行事を実感してしまいます。
日本画のように丁寧に描かれた絵が美しく、民話らしい世界観が拡がります。
梅が咲き、ウグイスが鳴きはじめる頃に、読んであげたいですね。
展開がシンプルなので、幼稚園児くらいからでも大丈夫だと思います。