干し柿が大好きな息子に、図書館で借りてきました。
美味しそうな写真を予想して読み始めたのですが、
太陽の光が透けた柿は、オレンジ色が本当にきれいで、
また、日本の風景によく合うんです。
どちらかと言うと、みとれてしまうような写真がいっぱいでした。
この絵本では、
まず柿の花が咲く頃から、干し柿が出来るまでを丁寧に教えてくれ、
さらに子ども達が渋柿から干し柿作りに挑戦する姿を追っています。
干した柿が少しずつ光を通すようになること
しぶみを抜くため、干した柿を指でもんで柔らかくすること、
大人の私でも知らなかったことがいっぱいありました。
渋柿を食べた子どもの写真がすごくいい!
息子も渋柿を手に入れたいと大興奮。
スーパーで聞いても、手に入るかしら?
干し柿を通して、昔ながらの美しい日本の風景、そこに込められた思いを知ることが出来ました。
年長さん位から小学生位のお子さんにおすすめです。