世界各国のだっことおんぶのようすが描かれています。日本でも、スリングがよく使われるようになりましたが、世界の多くの国でスリングってもちいられているんですね。知りませんでした。
また、この本を通して、だっこやおんぶは赤ちゃんを寝かせたり、ぐずるときにあやしたりするときだけに行うことではないことを知らされました。
赤ちゃんをだっこやおんぶすることで、親が行っている日常の仕事を見て知り、そこに培われる文化を小さいときから体験することができるんですね。なるほどと思いました。もちろん、赤ちゃんは、だっこやおんぶを通して親の深い愛情をもらってるんですが、すでに社会勉強をしているんだと考えると、だっこやおんぶのさらなる重要性を感じます。
赤ちゃんのいるパパやママにぜひ読んでもらいたい一冊です。