本屋さんにて「この中からどれか1冊買いましょう」と3冊絵本を提示
してみせ(1冊は絵が美しいもの、1冊は物作りのお話、そうしてこの
絵本は、おもしろいお話、と説明しました)娘が中身も見ずに選び取った
絵本です。中身もみなくていいのかなあ?とは思いましたが(笑)、きっと
娘はこれを選ぶだろうというのも予想がついていました。
「おさる」のお話だし。おもしろいお話大好きだし。
娘は、『ひとまねこざる』みたいなものを想像したのではないかしら?
中身も見なかったわりには大受けで(というか中身を見なかったからこそ
なのかな?)、「もいっかい!」が、もおう、何度も出ました。
しかも、最初っから読むのではなくて「ツー、ツー、ツー」が始まる
ページから(笑)。昼間、読んだ時もそうでしたが、夜、読んだことがない
夫に読んでもらった時には、「ママとゆうたんがおさるの役ね」と言い、
ツー、ツー、ツーを娘とふたりして言うはめになりました(笑)。
もちろん身振り手振りつきです。
ほんっとに楽しかったみたいです。
1970年に発行された古典ですけれど、子どもが喜ぶ絵本って古いも
新しいもないのだなあって思いました。
このぼうしうりのスタイルも素敵ですよね(笑)。ぼうしを何段にも
積み上げて頭の上に載せて売り歩くだなんて!とても私には真似できません。
娘が「どのぼうしが欲しい?」と訊くので「こうしじま」と答えたら
「それは売り物じゃないの!」と注意されました(笑)。でもほんとに
こうしじまがよかったのだけどなー。
「ひとつ50えんって安過ぎだよねえ」とも言っていました。