いたずらっ子うさぎのピーターは、お母さんからあれほど止められていたにもかかわらず、マグレガーさんの畑に入り、マグレガーさんに見つかってしまいます。
レーキを振りながら追いかけてくるマグレガーさんから、必死になってピーターは逃げますが…。
擬人化された動物たちが繰り広げるさまざまな物語。この秋公開の映画「ミス・ポター」に誘われるように、ピーターラビットのシリーズを1から読み直しています。
これまで、娘が借りてくるまま、順不同に読んでいましたが、初めからお話がつながっているらしいことを知り、改めて読むことにしました。
ポターの紡ぐお話は、子どもに媚びていないところがさっぱりとしていて、好きです。
言うことを聞かないとこんな怖い目に遭うよ…という流れなのに、決して教訓的に感じない(自業自得と納得できる)のがいいですね。(笑)
ピーターラビットの絵本が生まれて100年余り。
古さを全く感じさせない、すごい絵本だと思います。
ポターの伝記を読み、映画を見たことで、ますますそう感じるのかもしれません。
私のポター熱は、これからしばらく続きそうです。ポターに関する本をもっともっと読んでみたいです。