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なみにきをつけて、シャーリー」 アダム&デヴさんの声

なみにきをつけて、シャーリー 作・絵:ジョン・バーニンガム
訳:へんみまさなお
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年
ISBN:9784593500796
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,811
みんなの声 総数 16
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  • 私はどこへ行っていたのかしら?(笑)

     珍しいスタイルの絵本です。
     左のページに、大人の現実的な日常の世界。
     右のページに、子どもの伸びやかな想像の世界。
     面白い形式でお話しは進みます。

     泳ぐには、早い(or遅い)季節なのかしら、シャーリー(女の子)は両親と海辺へ、遊びにやって来ます。
     両親が、左のページでデッキチェアーを組み立て、のんびり足を投げ出し、お昼寝やお茶を飲んでいます。

     シャーリーは、右のページで海辺で遊びながら、頭に想い描いている海賊や宝探しの冒険に浸っています。

     各ページ、シャーリーがしっかり楽しい世界に没頭している一方、母親は、小言や注意を休み無く語りかけます。
     せっかちで煩わしさを感じる程です。
     でも、今のシャーリーには幸せなことに聞こえていません。
     
     親は、親の目線で子を思い心配し傍らにいますが、子どもの気持ちを知らないこともあるんですよね。
     特に、遊びに夢中な子どもの心や頭の中なんて、気づいたとしても覗けやしない。
     そのことが、とても面白く描かれていると思います。

     親である方々にお薦めの作品です。
     私も自分の子どもの頃を思い出し、過保護気味だった母親が、なにやかやあれこれそばで語りかけていたけれど、聞こえなかった覚えがあります。
     あの時、私はどこへ行っていたのかしら?(笑)

    投稿日:2010/04/06

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