小児科の待合室で、この絵本をみつけ読んでみました。有名なタイトルですが、今日初めて読むことができました。
おじいさんアナグマは、もう昔のように歩くことができないけれど、森のみんなに尊敬される立派な老人でした。
ある朝、アナグマのおじいさんは巣穴の中で死んでしまっていました。みんなの心は悲しみで一杯。季節も冬になり、みんなの心は寒く凍てついていました。
しかしみんなはそれぞれで、アナグマおじいさんが自分のために優しく教えてくれたことを思い出しました。おじいさんがいなくなっても、おじいさんが残してくれた大事なものがそれぞれにうけつがれていたのです。
先日、父を亡くした私にグッドタイミングな内容でした。最近、死をテーマにした絵本を手に取ることが多くなりましたが、自分の心が癒されていくのが実感できます。