最近の娘の感心事は人の生死なようで、自分が大きくなったらママとパパは死ぬのか、と幼い頭で理解できない大きな問題に不安になっている様子。大きくなりたいけど、両親が死んじゃ嫌だ、と葛藤しているみたいです。
ママは死ぬとも死なないとも答えられず困っていましたが、この本を読んでみてからというもの、その後一度も「ママ死んじゃうの?」と聞いてこないのは、感心事が他に移ったのか、それとも自分なりに納得したのかは不明です。でも「アナグマさんはきっと聞こえてるんだよね」と嬉しそうにしていました。
子どもたちの祖父母とは離れて暮らしているため、年に一度か二度しか会う事ができません。それでも帰省の折りには楽しく過ごした思い出を残してあげたい、それぞれの持ち味を感じて欲しいと願っています。やっぱり人から人へ、の心に残る送りものは、モノではないのですね。