2歳10ヶ月の息子に読んでやりました。反抗期と言われる2歳。それほどひどいことはないものの、やはり時々やだ!と言われるので、それを客観的に見せてやろうかな?と思いました。
おさるのジョージは、ママがお昼寝を薦めるのに「やだ!」と反抗。それを見ていたカメレオン?とぞうが一緒にジョージと遊んでやり、もっと疲れてしまってお昼寝をしだす・・・というお話でした。
読み終わると、こちらのほうがうーむ、とうなずいてしまいました。というのは、息子の「やだ!」に対して私がとことん譲らないので泣き喚き、怒り・・・と泥沼にはまっていくのです。ところが、この場にダンナがいると息子の「やだ!」を受け止めてくれ、それをうまく利用して丸め込んでいくのです。いわば、押してだめなら引いてみて・・・。まさか、絵本でそれを教わるとは・・・。まさに子育て本。
やだ!と自分の意思を伝えられるようになるのは成長の証。それをうまく利用して、心に余裕を持って、お互いにうまく乗り切ろうよね、という親へのメッセージという深い本でした。逆に私のほうが感動してしまいました。