小学校の読み聞かせに何かいい本はないかと探していて、
絵本ナビでも評価の高いこの本が目に留まりました。
ライオンが図書館に来るという、ちょっとありえないシチュエーションから始まりますが、
ルールを守ればいてもいいという館長さんとの約束で、ライオンは静かに図書館で過ごします。
子供達にも人気が出てきます。そんなときにとある事件が起こるのですが、、
館長さんの上手な采配に、感動しました。
そこには図書館のスタッフや利用者と心が通じていたライオンの姿が
あったからこそだと思いました。
小3と言うのが、ちょうどそういう年頃なのでしょうが
たまに学校に顔を出しても、すぐに「誰が悪い」「誰のせいだ」
「きまりが・・」といったしょうもないことで文句を言いあったりします。
そんな年頃の子供達の心にも響く一冊です。