堀内さんは、とても勉強家であったらしく、110人のイラストレーターを紹介されたこんな図録のような本も出されています。
1では絵本の黄金時代からウィリアム・ブレイクまでが紹介されています。
堀内さんと親交のあった渋澤龍彦さんの手紙から、1の方がいいねというような記載が見つかり、この本も読んでみた次第でした。
見開きで一人の作家を紹介するというようなスタイルですが、短く端的にその作家を紹介するのは、意外に難しいもの。
雑誌のレイアウトもされていた堀内さんなので、取捨選択がお上手だったのだろうと思います。
西洋のものだけでなく日本の作家も紹介されていて、この本だけでも絵本作家の大筋の流れはわかるかもしれません。
堀内さんの仕事ぶりを知れば知るほど、すごい方だなあって思います。