今やアレルギーの子ども達がたくさんいます。
それだけに、悩んでいる親子もたくさんいるのです。
特に、小学校になると給食があるので、事態は深刻です。
だからこそ、そんな親子が気持ちよく過ごせるように、
こんな絵本でアレルギーのこと、理解してほしいですよね。
文・絵共に作者は、アレルギーっ子のお母さん。
それだけに、たくさんのメッセージが詰まっています。
小学校1年生のしんちゃんとつーちゃん。
二人はそれぞれ別のアレルギー持ち。
今日も、クラスメートの心無い対応に心を痛めています。
二人が歩いていると、急に風が吹いてきて、吹き飛ばされたところは
ユーワクランド!?
子ども達が好きそうな食べ物がいっぱい、しかも食べ放題。
でも、二人は、アレルギーのことを考えて用心しますが・・・。
後半は「一病息災」の応援メッセージが素敵です。
私自身、アレルギーっ子の母でしたから、実感です。
そして、今でも、乳児親子の会の支援ボランティアとして
「アレルギーで、いいこともたくさんあるよ。」と伝えていただけに、
嬉しかったですね。
ぜひ、子ども達に紹介してあげたい絵本です。
アレルギーではなく、食育の観点としてもお薦めです。