アメリカ・インディアンの民話が原作だそうです。
インディアンの昔話には星にまつわるお話が多い気がします。
きっと空を見上げて、お話を作ることが好きだったんでしょうね〜。
この作品で、内容的に驚いたところは、赤い(顔の)星と青い(顔の)星が実はかなり年取っていた。というところ。
物語として、そんな「嫁とりありかな〜」意外な素顔!!とびっくりしたのと、
インディアン達は赤い星や青い星などの明るい星は、実は「年とった星」だということを知っていたのかな。
望遠鏡もない時代の民話に伝わるほど、当たり前の認識としてあったのなら、すごいな。と思いました。
また、日本の昔話などにはよく挿絵をされている太田大八さんのイラストが、想像以上に物語の世界を広げてくれていて、素敵でした。
意外性が面白いお話ですが、「結婚」がメインストーリーなので、お話会などの読み語りで使うなら、小学校中学年以上がいいかもしれません。