こいでやすこといえば、きつねのきっこシリーズでお馴染み。このお話は、三人のおばあさんが出てくるので、どんな話なのか期待しました。
「きいちごつみには よいひより」と慌てて出かけるあねばあちゃんとなかばあちゃん。ゆっくりと家で、くまよけの鈴を磨いているちいばあちゃんの対比がおもしろかったです。
きいちごを嬉々として摘むおばあちゃんたちの様子がまるで少女のようだと思いました。
マイペースに見えたちいばあちゃんが実はしっかり者だったということが意外でした。
こんな三人が一緒に暮らしていたら楽しいでしょうね。
きつねのっきこシリーズでも食べる場面がよく出てきますが、このお話にも、おいしい場面があって、おいしいものが好きな私には嬉しかったです。