竹下文子さん、鈴木まもるさんのコンビで書かれた絵本。
出てくる子供たちの生き生きとした姿がとてもかわいらしく、「せんろはつづく」以来ずっと大好きなシリーズです。
今回は、みんなコックさん。
最初に出てくる大きなりんごのおいしそうなこと。
そして、バナナにきゅうりに、トマトにレタス。
どれも、本物そっくりで、小さなコックさんが、切ったりゆでたりしていく様子がとても楽しそう。
ページをめくるたびに、
「何が出来ると思う?」
「たぶん、カレーだと思う。」
「カレーじゃないよ、サンドウィッチじゃないかな、お母さん?お母さんは何だと思う?」
と当てっこしながら読みました。
最期のページで、それは大きなフランスパンのサンドウィッチが出来上がった時には、
「すごーい。何これ〜!でも、こんなの大きいの、誰が食べるのぉ?」
と子供たち2人。
でも、心配無用でした。これを食べるのは、パンよりももっと大きな大きな怪獣(?)でした。
読みながら、一緒にお料理しているような気分が味わえ、子供との会話も弾みます。