2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。蒸気機関車が好きなので、赤いかわいい蒸気機関車の表紙に誘われました。保線工事のため、側線へそれていくのですが、機関士のダフィもわからない線路を走っていく・・・というお話です。
全体的なストーリーとしては、どこを走っているかわからない(つまり乗客に目的地までつれていっているのかわからない)ということを考えると、イマイチだなーと思うのですが、その過程はいろいろと面白いです。
まず、いろんな国を通ります。フランス、イタリア、スペイン。国旗が掲げてあるので、外国という概念も教えることができます。
そして、絵がとてもリアルで細かいところまで書ききっているので、息子と会話がはずみます。
機関車が色々なトラブルに見舞われます。側線にそれてどこをどれだけ走っているか分からないので、どんどん燃料や水がなくなっていくのです。そのときどう解決するか。そしてそのたびにいつも後ろから色々な列車に急き立てられます。
ストーリーだけでなく、細かいところまで含め色々なお話をすることができるので、とても面白いとは思います。