運転士のダフィと、まっかなちっちゃいきかんしゃの大冒険のお話。
ヨーロッパなので、国境を越えて、最後はフェリーに乗って帰ってきます。
止まるたびにその国の別の電車に警笛をならされ、早く進むように促されます。
運転手なのに、行き先をまったく知らずに走っていたり、
水や石炭がなくなって、お客さんが一緒に助けてくれたりするのが
大人的には腑に落ちない感じがします。
子どもは最後に「ダフィがどこに行ってたの?」と聞かれて、
「さぁ」と答えるところで行き先を知らないなんて面白いねって言っています。
電車が大好きなので、1歳頃から図書館で何度も借りてきています。
子どもは色々な国の電車が出てくるところや、海の下を走るところ、
フェリーに乗って帰ってくるところなどどれも憧れるようです。
3歳くらいからは国旗も覚えてきて、色々な国があるということを
理解するきっかけになった本だと思います。